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OB/OG訪問のお礼メールの書き方|件名や本文の書き方を例文を元に解説。

就活全般
OB/OG訪問のお礼メールの書き方|件名や本文の書き方を例文を元に解説

「OB/OG訪問後のお礼メール、ちゃんと送らないと失礼かな?」
「どんな内容を書けば、好印象を与えられるんだろう?」

そんな不安を抱える就活生のみなさんへ。OB/OG訪問後のお礼メールは、マナーとしてだけでなく、あなたの就職活動を有利に進める上で非常に重要です。必ず送るようにしましょう。

お礼メールを送る意味は、以下の4つがあります。

  • 社会人として基本的なマナーだから
  • 選考に有利に働く可能性があるから
  • OB/OGとの人間関係がさらに深まる可能性があるから
  • 更なる情報収集のチャンスが広がる可能性があるから

もしOB/OG訪問の直後であれば以下のようなメール文を参考に送ってみてください。

件名【OB/OG訪問のお礼】〇〇大学〇〇学部〇〇です。(訪問日)
本文株式会社〇〇 〇〇部 〇〇様
お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇の〇〇と申します。

先日は、お忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。〇〇様のお話を伺い、貴社で働くイメージがより具体的に湧きました。特に、〇〇(印象に残ったこと)というお話が印象的で、〇〇(自分のキャリアプランとの関連)という点で大変参考になりました。

〇〇(会社名)の一員として活躍されている〇〇様のお話を伺い、私も貴社で働きたいという思いがより一層強くなりました。今後ともご指導いただけますと幸いです。

末筆ながら、〇〇様のご活躍と貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。
署名〇〇大学
〇〇学部〇〇学科
〇〇 〇〇

OB/OG訪問後のお礼メールは、単なるマナーにとどまらず、社会人になった後でも役に立ちます。感謝の気持ちを伝えるだけでなく、選考に有利に働いたり、OB/OGとの関係を深めたり、さらなる情報収集に繋がったりする可能性を秘めているのです。

▼この記事でわかる内容
・お礼メールを送るべき4つの理由
・好印象を与える件名・本文の書き方
・具体的な例文
・OB/OGからの返信への対応方法
・就活を乗り越えた先輩たちの声

この記事を参考に、効果的かつ心のこもったお礼メールを送り、OB/OGとの良好な関係を築き、内定獲得を目指しましょう!

OB/OG訪問の後にお礼メールは必ず送るべき

OB/OG訪問の後にお礼メールは必ず送るべき

OB/OG訪問の後は、必ずお礼メールを送りましょう。忙しい時間を割いて対応してくれたOB/OGに対し、感謝の気持ちを伝えることは社会人として当然のマナーです。

お礼メールを送ることには、以下のような意味があります。

お礼メールを送るべき4つの理由
・社会人として基本的なマナー
・選考に有利に働く可能性がある
・OB/OGとの人間関係がさらに深まる可能性がある
・更なる情報収集のチャンスが広がる可能性がある

意味①|社会人として基本的なマナーだから

OB/OG訪問のお礼メールは、社会人としての基本的なビジネスマナーです。

相手は忙しい時間を割いてあなたのために時間をとってくれたのですから、感謝の気持ちを伝えることは当然のことです。

お礼メールを送ることで、あなたは礼儀正しい印象を与えることができます。

▼ポイント
・メールを送るタイミングは、訪問後24時間以内が理想的です。遅くとも、翌日の午前中には送りましょう。
・件名には、「OB/OG訪問のお礼」や「〇〇大学〇〇学部〇〇です。先日はありがとうございました。」など、訪問のお礼であることが一目でわかるように書きましょう。
・本文では、感謝の気持ちと訪問で得られた学びや気づきを具体的に伝えましょう。

意味②|選考に有利に働く可能性があるから

OB/OG訪問のお礼メールは、選考に有利に働く可能性があります。

採用担当者は、OB/OGからあなたの印象を聞くことがあります。お礼メールを送ることで、あなたは熱意や礼儀正しさをアピールできます。

▼ポイント
・訪問で特に印象に残ったことや、OB/OGの言葉で心に残ったことを具体的に書きましょう。
・企業や仕事に対するあなたの熱意を伝えましょう。今後の選考への意欲を示しましょう。

意味③|OB/OGとの人間関係がさらに深まる可能性があるから

OB/OG訪問のお礼メールは、OB/OGとの人間関係をさらに深めるきっかけになります。

訪問後も連絡を取り合うことで、より親密な関係を築くことができるかもしれません。

▼ポイント
・訪問後も、OB/OGのアドバイスを参考にしたり、近況を報告したりするなど、継続的に連絡を取り合いましょう。
・OB/OGのSNSなどをフォローし、交流を深めましょう。

意味④|更なる情報収集のチャンスが広がる可能性があるから

OB/OG訪問のお礼メールは、更なる情報収集のチャンスを広げる可能性があります。OB/OGは、社内の情報や業界の動向など、貴重な情報を教えてくれるかもしれません。

▼ポイント
・質問したいことや相談したいことがあれば、遠慮なくOB/OGに尋ねてみましょう。
・OB/OGのネットワークを紹介してもらえるかもしれません。

OB/OGへのお礼メールの構成とその書き方

OB/OGへのお礼メールの構成とその書き方

OB/OG訪問後のお礼メールは、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、今後の選考や関係性構築にも影響を与える重要なツールです。失礼な印象を与えないためにも、正しい構成と丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

お礼メールの基本的な構成は、「件名」「書き出し」「本文の最初」「本文中」「本文の最後」「本文の後」となります。

件名|具体的で簡潔に

件名は、メールの内容が一目でわかるように、具体的かつ簡潔に書きましょう。

「【OB/OG訪問のお礼】〇〇大学〇〇学部〇〇です。」
「先日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。」

メールの内容が訪問のお礼であることが一目でわかるように、「OB/OG訪問のお礼」という文言を必ず入れましょう。また、訪問日時や自分の所属大学・学部・氏名を入れることで、相手が誰からのメールかすぐにわかるようにします。

書き出し|相手の社名と部署と名前を

メールの書き出しには、相手の社名、部署、氏名を正しく記載しましょう。

「株式会社〇〇 〇〇部 〇〇様」

訪問時に名刺を交換した場合は、名刺に記載されている通りに書きましょう。名刺を交換していない場合は、担当部署と氏名を記載します。

本文の最初|お礼の言葉を入れる

本文の冒頭には、お礼の言葉を述べましょう。

「先日は、お忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。」
「〇〇についてお話を伺うことができ、大変勉強になりました。」

丁寧な言葉遣いを心がけ、感謝の気持ちを伝えましょう。訪問日時や場所にも触れると、より丁寧な印象を与えます。

本文中|自分が印象に残った話に触れる

本文中盤では、訪問時に特に印象に残った話や、OB/OGの言葉で心に残ったことについて触れましょう。

「〇〇様のお話の中で、〇〇という点が特に印象に残りました。」
「〇〇様から〇〇というアドバイスをいただき、大変参考になりました。」

具体的にどのような点が印象に残ったのかを詳しく書き、自分の将来のキャリアや目標と関連付けて、OB/OGの話をどのように活かしたいかを伝えましょう。

本文の最後|には改めて感謝の言葉を

本文の最後には、改めて感謝の言葉を述べましょう。

「貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。」
「今後の参考にさせていただきます。」

改めて感謝の気持ちを伝え、今後の選考への意欲を示すことも効果的です。連絡先を再度記載し、今後も連絡を取りたいという意思を示すこともできます。

本文の後|自身の署名と連絡先

本文の最後には、自分の署名と連絡先を記載しましょう。

〇〇大学〇〇学部〇〇学科
〇〇 〇〇(氏名)
電話番号:〇〇
メールアドレス:〇〇

連絡先は、携帯電話の番号とメールアドレスの両方を記載しましょう。大学ではなく個人のメールアドレスを使用しましょう。

OB/OGへのお礼メールの例文をケース別に紹介

OB/OG訪問後のお礼メールは、状況やタイミングによって内容を調整する必要があります。ここでは、3つのシーン別に例文を紹介します。

ケース①|OB/OG訪問直後

項目文章
件名【OB/OG訪問のお礼】〇〇大学〇〇学部〇〇です。(訪問日)
本文株式会社〇〇 〇〇部 〇〇様
お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇の〇〇と申します。

先日は、お忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。〇〇様のお話を伺い、貴社で働くイメージがより具体的に湧きました。特に、〇〇(印象に残ったこと)というお話が印象的で、〇〇(自分のキャリアプランとの関連)という点で大変参考になりました。

〇〇(会社名)の一員として活躍されている〇〇様のお話を伺い、私も貴社で働きたいという思いがより一層強くなりました。今後ともご指導いただけますと幸いです。

末筆ながら、〇〇様のご活躍と貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。
署名〇〇大学
〇〇学部〇〇学科
〇〇 〇〇

ケース②|お礼メールが遅れてしまった時

項目文章
件名【OB/OG訪問のお礼】〇〇大学〇〇学部〇〇です。(訪問日)
本文株式会社〇〇 〇〇部
〇〇様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇の〇〇と申します。

先日は、お忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。お礼が遅くなり大変申し訳ございません。

〇〇様のお話を伺い、貴社で働くイメージがより具体的に湧きました。特に、〇〇(印象に残ったこと)というお話が印象的で、〇〇(自分のキャリアプランとの関連)という点で大変参考になりました。

〇〇(会社名)の一員として活躍されている〇〇様のお話を伺い、私も貴社で働きたいという思いがより一層強くなりました。今後ともご指導いただけますと幸いです。

重ねてお礼申し上げますとともに、〇〇様のご活躍と貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。
署名〇〇大学
〇〇学部〇〇学科
〇〇 〇〇

ケース③|内定をもらった後のお礼メール

項目文章
件名【OB/OG訪問のお礼・内定のご報告】〇〇大学〇〇学部〇〇です。(訪問日)
本文株式会社〇〇 〇〇部 〇〇様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇の〇〇と申します。

先日は、お忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。おかげさまで、この度、〇〇(会社名)から内定をいただくことができました。

〇〇様からいただいた〇〇(アドバイス)を参考に、面接に臨むことができました。〇〇様との出会いがなければ、今回の内定はなかったと思っております。心より感謝申し上げます。

入社後も、〇〇様のような〇〇(目標とする人物像)を目指し、精一杯努力いたします。今後ともご指導いただけますと幸いです。

改めて、〇〇様のご厚情に深く感謝いたしますとともに、〇〇様のご活躍と貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。
署名〇〇大学
〇〇学部〇〇学科
〇〇 〇〇

お礼メールに対するOB/OGからの返信への対応方法

お礼メールに対するOB/OGからの返信への対応方法

OB/OG訪問後のお礼メールを送った後、OB/OGから返信が来る場合もあれば、来ない場合もあります。それぞれの状況に応じた適切な対応方法を知っておくことで、より良い関係を築くことができます。

通常の返信の場合

OB/OGから通常の返信があった場合は、必ず返信しましょう。返信の内容に合わせて、感謝の気持ちや今後の抱負などを伝えましょう。

項目文章
返信例〇〇様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇の〇〇です。

お忙しい中、ご返信いただきありがとうございます。

〇〇(返信内容に対する感想)

〇〇様からいただいたお言葉は、今後の就職活動の励みになります。

〇〇(今後の抱負)

今後ともご指導いただけますと幸いです。
署名〇〇大学
〇〇学部〇〇学科
〇〇 〇〇

返信不要と記載されていた場合

お礼メールに「返信不要です」と記載されていた場合は、基本的に返信する必要はありません。しかし、特に印象に残った言葉やアドバイスがあった場合は、感謝の気持ちを一言伝える返信をするのも良いでしょう。

項目文章
返信例〇〇様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇の〇〇です。

先日は、返信不要とのお言葉でしたが、改めてお礼を伝えたくメールいたしました。

〇〇様からいただいた〇〇(アドバイス)は、今後の就職活動において大変励みになります。改めて、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
署名〇〇大学
〇〇学部〇〇学科
〇〇 〇〇

返信が来ない場合の対処法

OB/OGから返信が来ない場合は、1週間程度待ってから再度お礼メールを送ってみましょう。その際、件名に「再送」と記載し、本文では「お忙しいところ恐縮ですが」など、相手への配慮を示す言葉を添えましょう。

項目文章
【再送】【OB/OG訪問のお礼】〇〇大学〇〇学部〇〇です。(訪問日)
返信例株式会社〇〇 〇〇部
〇〇様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇の〇〇と申します。

先日は、お忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。大変恐縮ですが、お礼のメールが届いていないようでしたので、再送させていただきました。

〇〇様のお話を伺い、〇〇(会社名)で働くイメージがより具体的に湧きました。特に、〇〇(印象に残ったこと)というお話が印象的で、〇〇(自分のキャリアプランとの関連)という点で大変参考になりました。

〇〇(会社名)の一員として活躍されている〇〇様のお話を伺い、私も貴社で働きたいという思いがより一層強くなりました。今後ともご指導いただけますと幸いです。

重ねてお礼申し上げますとともに、〇〇様のご活躍と貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。
署名〇〇大学
〇〇学部〇〇学科
〇〇 〇〇

先輩の声

OB/OG訪問のお礼メールによって選考にどれほど影響があるかわかりませんが、忙しい中わざわざ時間を割いてくださり、私たちの質問に答えて頂いた感謝の気持ちをきちんと伝えることは社会人になる第一歩です。テンプレートを利用しつつも可能な限り自分の言葉で伝えられると良いですね。

おわりに

いかがでしたか?ビジネスメールのマナーや流れを理解しておけばお礼メールも難しく考える必要はありません。今回紹介したポイントや例文を参考にして、感謝の思いが伝わるメールを送ってくださいね。

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