食品メーカー業界に就職!業界の特徴と仕事内容を解説

2018.03.23企業研究・業界研究
食品メーカー業界に就職!業界の特徴と仕事内容を解説

スーパーマーケットやコンビニなど生活の様々なところで目にする食品。

生活するには欠かせないため、手にすることも多く、とても身近なことから、食品メーカーは就活生に人気がある業界です。

しかし、実際に食品メーカー業界の細かい仕事内容を理解できている人は、少ないと思います。

今回は食品メーカー業界の特徴や仕事内容などをまとめていきます。

インターネットによって販売のモデルも変化。業界全体で改革が求められる

インターネットによって販売のモデルも変化。業界全体で改革が求められる

食品業界の売上規模は、毎年少しずつ上昇しています。

インターネットの普及により購入が便利になり、消費者の購買手段が増えたこと、さまざまな商品に関する知識や評判を手軽に調べられるようになったことが、勢いを増している要因といえるでしょう。

しかし、日本では少子化から今後の人口減少が見込まれ、業界の市場規模も縮小していく傾向にあるといえます。

そのような傾向から、様々な食品メーカーが海外での販売によって、規模の拡大を目指しています。

特に、味の嗜好が日本人とより近い、アジア圏内での進出を狙う企業が多く存在し、日本製の安全性と高い加工技術の信頼から、海外での市場を獲得している日本企業も多くなってきました。

さらに、コンビニやスーパーマーケットのプライベートブランド商品を大手のメーカーが展開しており、メーカーの商品よりも安く購入できるのにも関わらず、商品のクオリティが高く、消費者からとても人気が出ていて、売上を伸ばし続けています。

国内の人口が減少していく中、各メーカーが生き残りをかけて様々な対応、展開を見せており今後の動向が注目されます。

業界の特徴

業界の特徴

・日本の食品の安全性は高い

大きな特徴として、日本の食品メーカーの安全性は、海外からも評価されているくらい高いです。

さらに、各メーカーの高い加工技術、品質管理の面からも高い評価を得られていて、海外進出する上での大きな強みと言えます。

・この業界は不況にとても強い

消費は景気によって左右されてしまい、不況の時期には売上は落ちてしまいがちです。しかし、食品業界は影響が少なく、不況にはとても強い業界です。

なぜなら、たとえ不況と言えども、人は生きていくことに食は欠かせません。不況だと外食産業は避けられることはあっても、食品メーカーとしては安定した売上を保つことができます。

仕事内容

ここで食品業界での特徴的な業務を紹介していきます。仕事内容を理解して、食品メーカー業界での就活に、ぜひ役立ててください。

・研究開発

日本の食の安全性を高めるため、添加物や原材料の研究、商品の味や匂いなどの研究を行っている部署です。食品メーカーのメインの職種と言えます。

・商品開発

新商品の開発やマーケティングを行う部署です。ただ新しい商品を開発するというわけではなく、世の中の動向、トレンド、消費者からのニーズに応えた新商品を開発していく必要があります。

・商品生産

新商品や既存商品の生産、生産のスケジュール管理、品質管理、衛生管理などを行います。

・営業、販促

コンビニエンスストアやスーパーマーケット、薬局などの小売販売店に対して商品の魅力を伝え、発注など販売戦略の提案を行う部署です。

さらにテレビCMやインターネット広告など様々な媒体を活用した販売促進も行います。

先輩の声

身近な存在の食品業界では、販売方法も販売場所も変化が求められているのは、意外かもしれません。自分が、より積極的に変革を起こして行けるような行動力を持っていることを、面接などで伝えられると面接官に響きそうですね!

おわりに

食品メーカー業界の特徴は理解していただくことはできましたか?

今後の国内の人口減少が懸念されている中、積極的な海外進出や新たな客層の拡大など、様々な対応が求められています。

さらに過去に多発していた偽造問題などから、消費者の食の安全に関する関心は高まる一方で、日本の食の安全を守っていく重要な業界です。

企業ごとの特徴や今後の動向をしっかりと押さえて、内定を勝ちとりましょう!

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