“就活メイク” この言葉を聞いてあなたはどんなメイクを想像しますか?知っているようではっきりとはわからない就活メイク。
「就活メイクって何!?」「普段のメイクと何が違うの?」こんな声を時々耳にします。
そこで、「これで完璧!就活メイク講座」を開講したいと思います!
就活メイクとは
就活メイクとは相手に好印象を持ってもらうためのメイクです。自分の個性を出すものでも、自分自信を可愛く演出するものでもありません。薄すぎず、濃くなりすぎないように絶妙なメイクで企業の方に好印象を持ってもらえるようにしましょう。面接の際に与えられている時間は限られています。短い時間の中でいかに自分を知ってもらえるかが鍵になってきます。そうなると第一印象がとても重要になってくるのです。第一印象をよくするには、挨拶・礼儀・作法など様々な分野が関与してきますが、女性の場合メイク1つで相手に与える印象が大きく変わってきます。
なぜ就活メイク?
見た目の印象をあげて第一印象をよくするためにメイクが大切なのはわかったけれど、本当に就活用のメイクをしなければいけないの?普段のメイクではいけないの?と疑問を持っている方がいるかと思います。確かに、メイクをすればなんでも同じように感じるかもしれません。しかしメイクは本来、目的に応じて使い分けるべきものです。就活メイクをすることには、以下のような目的があります。
- 清潔感を与える
- 信頼感を与える
- 知的な印象を与える
清潔感、信頼感、知的さは、就活で採用担当者に好印象を与えるために非常に大切なポイントです。そのために、就活用のメイクが必要となってくるのです。あなたの普段のメイクには、清潔感はありますか?また信頼感や知的さを与えられるようなメイクになっているでしょうか?
また社会人になると必然的にメイクをして出社することになりますので、社会人になる練習ととらえて就活メイクに臨むと気が楽になるのではないでしょうか。
ベースメイク
就活メイクのやり方についてこれから説明していきますが、メイクというとファンデーションや口紅などを塗ることに意識が向きがちですよね。実はその一歩手前の“スキンケア”が重要です。肌の手入れがおろそかになっていると、化粧崩れもしやすくなってしまいます。
化粧崩れは完全に防ぐことはできませんが、手入れが行き届いた肌なら、化粧の持ちもぐっと良くなることを覚えておきたいところです。日々のスキンケアは、洗顔後に化粧水と乳液を丁寧に塗りましょう。夏は肌がベタつくと感じる人が多いと思いますが、エアコンの風などによって夏の肌は乾燥しがちなもの。
適度な水分や油分を与えることで肌が落ち着くので、テカリやベタつきを抑える効果が期待できます。
企業によっては自宅からかなり離れているところもありますよね。そんな時、メイクが長時間崩れないようにしなければいけません。そこで大切なのがなんといってもベースメイクです。下地をつける前に化粧水をたっぷりつけてファンデーションなどが浮いてこないようにしましょう。下地とファンデーションはナチュラルなものを選びます。またファンデーションでニキビや目の下のクマなどを隠そうとしないでください。肌に厚みが出て出てしまい、若々しさが消えてしまいます。肌トラブルを隠したい場合はコンシーラーなどでカバーするようにしましょう。また、よりナチュラル感を出したい場合はBBクリームがオススメです。1つで下地とファンデーションの役割を果たしてくれて、とても便利です。健康的で明るく見せるためにも、自分の肌の色に合ったナチュラルなベースメイクに仕上げましょう。
アイメイク
アイメイクで大切なのは、目力をアップし生き生きとし、かつ知的な印象を与えることです。あまり濃くしすぎるとどうしても怖い印象を相手に与えてしまいます。つけまつげやボリュームマスカラは、清潔感のない印象を与えてしまうので控えましょう。
<アイシャドウ>
ピンクやブルーなどのカラフルなアイシャドウは普段はとても可愛らしい印象やクールな印象を与えてくれていいのですが、今回は就活メイク。そのことを忘れないでください!あくまでも好印象を与えるためのもの。就活メイクではアイシャドウはブラウンやベージュ系がオススメです。シンプルだけどきちんと目元を強調してくれる。グラデーションのパレットになっているものは見たまま塗るだけでいいので簡単でオススメです。
<アイライン>
アイラインは上だけに入れるようにしましょう。下にも引いて、滲んでしまっときにパンダのようになってしまい、睡眠不足のような悪い印象を与えてしまいます。このようなトラブルを防ぐためにもあらかじめ下にラインを引くのはやめましょう。上ラインを引くときも一気に線を描くのではなく、まつ毛とまつ毛の生え際の間を埋める感覚で少しずつ塗っていきます。
<マスカラ>
マスカラは塗りすぎるとダマダマになってしまうので、根元からまつ毛を持ち上げる感覚で軽く塗ります。ビューラーで持ち上げてから塗ると無駄な部分にマスカラが付いてしまう心配も少なくなります。目元は「素顔っぽいナチュラル」が就活の基本です。
*メイク崩れが心配な場合*
マスカラはどうしてもすぐに崩れてしまいます。それを防止するためにナチュラルなマツゲエクステをするのもおすすめ!ボリュームがあるイメージのマツエクですが、本数や太さを調整すればマスカラよりもナチュラルでフレッシュさのある目元に仕上げることができます。
<眉毛>
眉毛のポイントはやや太めに書くことです。ますはペンシルで眉の形を整えて、パウダーで眉全体を補正します。ペンシルとパウダーの両方を使うことで眉毛が崩れるのを防止するのと共に、より自然体で美しい眉毛を作り上げることができます。眉毛を引くときに長さに困ったら、目尻に指を当て延長線上に引くようにしましょう。
ピンクはほんのりと
<リップ>
口紅は就活メイクの時は落ち着いた色を選ぶようにしましょう。色鮮やかなカラーは元気良く魅力的に見せてくれますが、今回は就活。面接官に好印象を持ってもらうために自分を主張しすぎない薄いピンクやベージュを選ぶようにしましょう。口紅を塗る際は筆を使うとより美しく輪郭を描くことができます。
また、外側をペンシルタイプの口紅を使って描くとより崩れにくく美くしい唇に仕上げることができます。就活メイクの場合、リップを塗ったときのツヤ感が適切です。それ以上は、やりすぎメイクとなり、清潔感や信頼感が失われる原因になるので、避けるようにしましょう!
<チーク>
チークもリップと同様にうっすらほんのりと薄い色を頬にのせます。赤などの強い色はのせずに、ピンクやオレンジなどの薄いものを使いましょう。そしてニッコリ笑った時に上がる部分に軽く円を描くように入れるとフレッシュさを演出できます。最近のおしゃれメイクでは、頬に丸くチークを入れることもありますが、ビジネスメイクとしてはかわいすぎる印象になってしまいますので、気をつけましょう!
おわりに
「これで完璧!就活メイク講座」いかがでしたか?就活メイクについて曖昧だった人も全く知らなかった人もこれで完璧な就活メイクができるようになったはず!
あとは万全の準備をして面接に挑むだけですね。就活中は忙しくてどうしても肌の調子が悪くなってしまうので、十分な睡眠と健康的な食生活で肌の調子を整えましょう!