最近では就職活動に登場することが多いWebテスト。テストセンターや自宅で受験できる点から様々な企業がWebテストを取り入れて選考を効率化している傾向にあります。
Webテストも就活ではとても重要で、対策をせずにぶっつけ本番で受験して不合格になってしまい、行きたかった企業に入れないなんてことが起こることも多く見受けられます。
今回はそんなWebテストを合格するための方法を紹介していきます。
Webテスト対策進んでる?勉強得意でも万全の対策を!
Webテストを受けるタイミングとしては、志望企業にエントリーした後に企業からWEBテストの案内をもらい自宅、もしくはテストセンターにて受験します。
企業はWebテストを受験してもらうことによって、多数のエントリーの中から一般教養や性格診断の結果から効率よく就活生の選別をできることもあり、選考をスムーズに進めることができるとても重要なツールとなっています。
例え勉強が得意であってもWebテストの種類は様々あり、自分が苦手とする科目に当たる可能性もありますし、もちろん受験時間にも限りがあります。対策はしっかり行いましょう。
受験するタイミングは企業によって様々ですが、対策を行う場合は、一般的なエントリーが開始される3月頃までには行っておくと良いでしょう。
Webテストの種類
Webテストにはさまざまな種類が存在し、それぞれに対応した対策が必要です。ここでは、特に代表的なSPI、玉手箱、TG-WEB、そしてその他のテストについて説明します。
SPI
SPIは、「Synthetic Personality Inventory」の略で、企業の採用試験で最も一般的に利用されるWebテストであり、主に能力検査(言語、非言語)と性格検査から構成されています。
SPIの対策としては、SPI3対応の参考書を使って問題を解くのが効果的です。特に言語系(国語)、非言語系(数学)の科目に分けて練習を重ねていきましょう。
玉手箱
玉手箱は「TAMATE BAKO」として知られ、主に大手企業で多く使用されます。言語、計数、英語に加えて構造的把握力も問われることが特徴です。
玉手箱の対策法としては、対策本や問題集を用いて、多様な問題形式に慣れることが求められます。特に計数問題や言語問題に対しては、繰り返し練習をすることで、スピードと正確性を高めていきましょう。
TG-WEB
TG-WEBは、高難度の問題が出題されるため、難易度が高いテストとして知られています。言語問題、非言語問題、論理的思考力を問われる問題などが含まれています。
TG-WEBの対策には、専用の参考書を活用することが有効で、繰り返し模擬試験を受けることで本番に備えることが重要です。
その他のテスト
その他にも、GABやCABなど、企業によってさまざまなWebテストが実施されます。GABは総合適性検査、CABはコンピュータープログラミング適性検査として知られています。
これらのテストには、それぞれ特有の対策が必要となります。対策本やアプリを活用して、多様な問題形式に対応できるように準備することが大切です。
能力検査の対策ポイント
二語関係問題の攻略法
二語関係問題は、言語系のWebテストの中で頻出の形式です。これは、2つの単語間の関係を理解し、同じ関係を持つ別の単語対を選ぶというものです。
攻略法として、まずは「意味」「用途」「分類」などの関係性をパターンとして覚えましょう。例えば、”犬:動物”という関係性を見た場合に、”バナナ:果物”というようにカテゴリーとそのメンバーを正しく結びつける練習が重要です。
熟語問題の対策
熟語問題は、語彙力が問われるWebテストの一つです。熟語の意味や成り立ちを理解することがポイントです。
対策としては、日常的に使用される熟語や慣用句をまとめた対策本や参考書を活用し、意味と用法をしっかりと覚えることが重要です。また、過去に出題された熟語問題を繰り返し解くことで、出題パターンを把握しておくことも有効です。
語句の用法に関する問題の対策
語句の用法問題では、文中の特定の語句が正しく使われているかを判断する力が求められます。対策としては、基本的な文法知識を強化することが重要です。
また、例文を多く読むことで自然と正しい用法を身につけることができます。具体的には、問題集や参考書で各種の文例をチェックし、誤用されやすい語句に特に注意を払うことが求められます。
文の並べ替え問題のアプローチ
文の並べ替え問題は、文章の論理的な流れを理解する力を試すものです。文全体の主題や各文の役割を見極めることがポイントです。
まず、文頭に来るべき文を探し、次に主題と支援内容の関係を考慮しながら順番を決定します。対策として、練習問題を多く解き、正しい並びを確認するプロセスを繰り返し行うことで、慣れておくことが重要です。
適性検査の対策ポイント
言語系テストの勉強法
Webテストの中でも特に言語系テストは、文法や読解力、単語の知識が問われる部分です。言語系テストの対策には、まず代表的なWebテストの種類を理解することが重要です。
例えば、SPIや玉手箱、SPI3などは言語能力を測る代表的なテストです。これらのテスト対策本や参考書、アプリを使用して、基本的な言語問題の解き方を練習しましょう。
具体的には、過去問題を繰り返し解くことが有効です。また、読み書きのスピードを上げるために、日常的に新聞記事や専門書を読み、理解力を鍛えることも役立ちます。
非言語系テストのポイント
非言語系テストでは、数的処理や論理的思考が問われます。これらの問題は一見難しく感じることもありますが、対策をしっかりと行えば高得点を狙うことができます。
非言語系テストの勉強法としては、まず基本的な計算問題や図形問題に慣れることが重要です。SPIやGAB、CABといった代表的なWebテストの問題集を使って、繰り返し練習しましょう。また、時間を計って解く練習をすることで、本番での時間配分を身につけることができます。
適性検査の対策本も活用しながら、自分の苦手な分野を特定して効率的に取り組むようにしましょう。
一般常識・時事問題の勉強法
Webテストでは、一般常識や時事問題が出題されることもあります。特に企業が求める一般常識や時事問題は、現代社会の重要なトピックについて問われることが多いです。
最新のニュースや時事問題については、日々更新されるため、定期的に新聞を読む習慣をつけておくとよいでしょう。また、一般常識や時事問題に特化した対策本や問題集も数多く出版されているため、それらを活用して勉強を進めましょう。
さらに、過去の問題傾向を把握することで、どのような分野が頻出かを理解し、対策することができます。特に就活生に向けたセミナーなどで最新の時事問題について情報を収集するのも効果的です。
Webテスト対策書籍とおすすめサイト・アプリ
おすすめの参考書
Webテストの対策には、まずは信頼性の高い対策本を活用することが重要です。
【SPI対策におすすめの参考書】
これが本当のSPI3だ! 2026年度版 【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】 (本当の就職テスト)
【玉手箱対策におすすめの参考書】
これが本当のWebテストだ!(1) 2026年度版 【玉手箱・C-GAB編】 (本当の就職テスト)
これらの書籍は、模擬問題が多数収録されており、実際のWebテスト形式に近い環境で練習することができます。
Webサイト・アプリの活用
近年では、オンライン上でも多くのWebテスト対策リソースが提供されています。
例えば、「マイナビ」や「リクナビ」などの就活支援サイトでは、無料の模擬テストや対策情報が充実しています。
さらに、スマートフォン用のアプリも多くあります。アプリは効率的な学習をサポートし、通勤時間や空き時間を利用して少しずつ対策を進めることができるため、多忙な就活生にとって非常に便利です。
- SPI言語・非言語対策問題集 (App Store)(Google Play)
- SPI言語・非言語 就活問題集 -適性検査SPI3対応- (App Store)(Google Play)
- 玉手箱 Webテスト 解説付き 就活対策問題集 (Google Play)
- 玉手箱対策 計数 (App Store)(Google Play)
- TG-WEB対策 計数 (App Store)
- TG-WEB対策 言語 (App Store)
Webサイトやアプリは更新が頻繁で、最新の出題傾向にも対応しているため、積極的に活用することをおすすめします。
先輩の声
Webテストは意外な落とし穴があるので、きちんと対策が必要だと思います。ESを出さずにWebテストを受けられる企業もあるので、対策本をやりこんだら練習として受けることをお勧めします。同じ問題が出ることあるので、復習まできちんとしておきましょう。
対策本はやり込もう!
いかがでしたか?就活では何度もWebテストを受ける機会があり、対策をしておかなければ難しいWebテストもとても多いです。自分は大丈夫だと過信せず、Webテストも一次選考だと頭に入れてもらい、しっかりと対策本をやり込んでからテストに臨みましょう!