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【業界研究】ゲーム業界はスマホゲームが台頭!?業界の現状と今後

企業研究・業界研究
ゲーム業界はスマホゲームが台頭!?業界の現状と今後

世界中で大人気のRPGや人気のキャラクターを生み出し、世界に誇るゲームを作り出してきた日本のゲーム業界

実際に就活生の方々のなかにも、スマートフォンでダウンロードしたゲームなどを楽しむ人はたくさんいらっしゃるでしょう。そこからゲーム業界に興味を持つことも多いのではないでしょうか。

今回はそんなゲーム業界に焦点を当てて業界の現状や動向をご紹介します。

ゲーム業界の動向とは?

ゲーム業界の動向とは?

近年ではスマートフォン向けアプリゲームが急成長しています。スマートフォンの急激な普及と、どこでも手軽に遊べるアプリも多いことから、若者を中心にアプリゲームのダウンロード数は急上昇してきました。

そのような現状からか2015年に家庭用ゲーム業界のトップクラスである任天堂も株式会社ディー・エヌ・エーとの業務提携を行い、スマートフォン向けゲーム業界に参入することが発表されました。

そして全世界で1億以上のダウンロード数を誇るポケモンGOを発表し、1カ月にも満たない期間で1億ドルの売上を突破しました。

しかしながら、スマートフォン向けアプリは、一度火がつけば爆発的な売上を出すことができますが、反面ユーザーからは飽きられやすい傾向にあります。ポケモンGOの熱も長続きはせずに急激に落ち込むという現象が起きており、ユーザーに飽きられないように常に改善していく必要があります。

業界トップクラスのソニーも家庭用ゲーム機プレイステーション4を発売、全世界で7000万台以上の販売を記録しました。さらにゲームのなかに入り込む感覚で楽しめるVR(バーチャルリアリティ)も好調で、家庭用ゲーム機の需要もまだまだ落ちていないということがわかります。

ゲーム業界の仕事内容は?

ゲーム業界の動向とは?

開発

ゲーム会社の中心となる業務で、プログラマー、デザイナー、プランナー、エンジニア、サウンドクリエイターなどに分かれます。

プログラマーは主にゲームの開発、改善(バグ修正、アップデート)などを行い、デザイナーはゲーム内のキャラクターやタイトル画面など様々なデザインに関わる業務、プランナーはゲームのシナリオ構成などのチームに分かれます。

プログラマーやエンジニアなどは専門学校や大学で専攻して学んでいる必要性があり、多くの専門的知識が求められます。

生産管理

ゲームの販売までに関する生産計画を立て、それに沿った生産、管理、実行にたずさわる部門です。生産に関する業務以外で在庫や出荷に関する管理も行い、ユーザーの手元に届くまでの業務を行っています。

営業

販売企業やバイヤーに対して商品提案、ゲームの展覧会などでの発表や広告に関する業務を行います。さらに今後どのようなゲームを売り出していくべきかのマーケティング調査などの業務もあります。

どんな企業がある?

家庭用ゲーム機

SONY

ゲーム機全体の売上では、プレイステーションを発表しているSONYが1位になります。

2017年末にはプレイステーション4が全世界で販売台数7000万台を突破するなど、ゲーム機開発の中心企業となっており、VRなどの新しいジャンルも開発しています。

任天堂

世界的に有名なマリオやポケモンなどを開発した任天堂。

日本の家庭用ゲーム機は、任天堂が作ったファミリーコンピューターから始まったといっても過言ではありません。2017年3月に発売開始されたニンテンドースイッチは、1年も経たないうちに全世界で1500万台近く販売されるなど勢いは衰えません。

そのほかにも、小型のニンテンドーDSやスマートフォンアプリ参入など多角的な戦略を行っています。

スマートフォン向けアプリ

ガンホー オンライン エンターテインメント

テレビCMでもおなじみのパズル&ドラゴンを開発しているガンホー。

パズドラは国内で4700万以上のダウンロード数を誇り、2015年3月期決算では1500億円以上の売上に導くなど大人気のアプリとなりました。

ミクシィ

世代によってはゲームの印象が薄い企業かと思いますが、大人気アプリのモンスターストライクを開発しています。

ゲームだけでなく過去の経験からSNSも強い企業で、現状に満足することなく常に新しいモノを開発している企業です。

先輩の声

スマホゲーム業界は、スマホの普及と共に成長をしてきました。スマホ市場が飽和してきた今、今後の発展はゲームのクオリティがより求められます。ユーザーのニーズ、市場のトレンドを明確に理解する能力が求められます。日頃から、流行に目を向けることが大切だと思います!

おわりに

ゲーム業界の動向は理解していただけましたか?

今後は少子化などから国内での減収が見込まれるため、将来的な課題は多く存在していますが、海外などを視野にさらに売上を伸ばせる業界だと思われます。

この業界を希望している人は、今後の動向もしっかりチェックして業界研究も怠らないようにしましょう!

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