企業を選ぶ際や、面接の志望動機を答える際など、就活をする上で必ず必要になってくる企業研究。就活で内定を勝ち取るためには、非常に重要な要素と言えます。
しかし実際のところ、企業研究をどうやって進めていくべきかわからない方は、とても多いのではないでしょうか?
今回はそんな方たちのために、効率的で面接にも活かせる企業研究の進め方を、紹介していきます!
企業研究が必要な3つ理由
まずは、就活する上でなぜ企業研究をするべきなのか、なぜ必要なのか、ここでポイントを押さえておきましょう。
理由①:自分に合っているのか入社前に知ることができる
企業の応募ページや募集要項には、基本的に良い面を取り上げた項目が多く記載されています。
企業にとってはその方が応募者が増えるのですが、それだけを見て入社を決めると、入社後に企業の悪い面を知ることで、自分に合っていないという状況になることも考えられます。
そのような状況を防ぐために、企業研究を行い、志望している企業の良い面、悪い面などをしっかり把握しましょう。
理由②:しっかりとした志望動機を考えることができる
面接やエントリーシートでは必ず「志望動機はなんですか?」と質問されます。
企業研究を怠ってしまうと、他の就活生と同じような、ありきたりな答えになってしまうことが多く、面接官の印象に残ることが少ないばかりか、全然調べてきていないと、悪い印象を与えることもあります。
しかし、しっかりと企業研究をしておくことで「自分が入社後にどんなことをしたいのか」「どのような点に魅力を感じているのか」と、入社後の明確なビジョンと熱意を伝えることができるようになります。
理由③:同じ業界の中で受けるべき企業を絞れる
志望している業界には、必ず同業の企業が多く存在しており、その企業ごとの特徴から違いを知って、自分が受けるべき企業を絞ることで、効率良く就活を進めることができます。
企業研究の4つのやり方
企業研究のやり方①:企業の基本的な情報を調べる
企業の本社所在地、設立日や資本金などの情報、取り扱っている商品やサービスなどの事業内容、休暇や福利厚生などの制度、採用人数や選考プロセスなどの採用に関する情報など、企業の基本的な情報は全て調べておきましょう。
企業研究のやり方②:会社説明会に参加する
少しでも良いと思う企業の会社説明会には、必ず参加していきましょう。
上記の企業の基本情報はもちろん、採用に関する質問などできることもあり、インターネットでは知ることができない情報を手に入れることもあります。
さらに企業によっては、会社説明会に参加しておくことで、選考が有利になることもあるため、会社説明会にはぜひ参加することがおすすめです。
企業研究のやり方③:OB訪問をする
OB訪問では、実際に企業で働いている人から生の声を聞くことができるため、その企業のことを深く知ることができます。
実際の現場の声を聞くことで、自分に合っている企業なのか知ることができるのはもちろんのこと、応募企業を選ぶ際の、自分なりの判断基準を作ることができます。
OB訪問をする際には、多忙な中で自分に貴重な時間を割いてもらっているということを頭の中に入れて、質問したい内容などは訪問前にしっかりと考えておき、相手に失礼の無いようにしてください。
企業研究のやり方④:業界内の同業他社での違いを知る
企業ごとに業界内での立ち位置の違いを知ることで、「なぜこの企業でないといけないのか」という明確な志望動機を書くことができます。
例えば、売上高や従業員数などの規模、どのような取引先があるのかなど、企業ごとの特徴をしっかり掴んでおきましょう。
企業研究を面接に活かそう
しっかりと企業研究をした後は、志望動機や自己PRを考える際に、自分の持っている能力と企業が求めている人物像とマッチした答え方を考えることができます。
さらに面接では、「多数の同業他社がある中、なぜここに入社したいと思ったのか」という質問も多くされますので、同業他社でどのような違いがあったのか、その中でその企業に決めた明確な理由もしっかりと導き出していけるでしょう。
先輩の声
企業研究を進める時は、情報を自分の言葉で語れるようにしておくことが必要です。その業界や企業のことを知らない人に、自分で説明できるようにするつもりでインプットすることで、ESや面接で使える状態に持っていくことができます。
おわりに
いかがでしたか?
企業研究をしっかりと行うことで、業界内での志望企業を見つける上での判断基準を作り、効率良く就活を進めることができます。
さらに、面接などでも、他の就活生には無い自分の強みも知ることができますので、しっかりと企業研究をしていきましょう!