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リース業界の将来性と就職対策、職種について徹底解説! 【馴染みのない学生必見!】

企業研究・業界研究
リース業界の魅力とは?業界の動向や仕事内容について!

リース業界の将来性、不安に感じていませんか? これからどうなっていくのか、気になる方もいるのではないでしょうか。

リース業界は、技術革新や環境の変化によって、大きな転換期を迎えています。

もしかしたら、あなた自身も「リース業界に就職すると、時代の変化に取り残されてしまうのでは…」と不安に思っているかもしれません。

ですが、正しい情報を手に入れ、今後の業界の変化を理解すれば、まだまだ将来性のある業界であることがわかるはずです。

リース業界の将来性について詳しく解説し、就職活動に役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

リース業界とは

リース業界とは、企業や個人が設備や機械、車両、IT機器などの資産を購入する代わりに、一定期間借りることで活用できる仕組みを提供する業界です。

リース契約を利用することで、資産を所有する際の初期投資を抑えつつ、必要な設備を利用できるメリットがあります。

まず、リース業界を知るにあたっての基本的な情報を以下の2項目で紹介します。

▼リース業界に関する基本的な情報
  • リースとレンタルの違い
  • ファイナンスリースとオペレーティングリースの違い

リースとレンタルの違い

リールとレンタルは似たようなサービスに思われがちですが、目的や契約内容には大きな異なりがあります。

主な違いは、契約期間・対象資産・保守管理などです。リースの場合、数年単位と中長期的な契約が一般的なのに対し、レンタルの場合は、数日から数か月と短期の契約であることが一般的です。

対象資産の観点では、リースが主に高額で長期間使用する資産であるのに対し、レンタルは比較的小型で短期間の利用を目的とした資産であることが多いです。

また、保守・管理に関しても、リースの場合は基本的に借り手の責任であるのに対し、レンタルの場合、レンタル会社が保守・管理を行うケースが一般的です。

詳細な違いは以下になります。

項目リースレンタル
契約期間中長期(数年単位)短期(数日~数か月)
所有権リース会社が保有レンタル会社が所有
対象資産主に高額・長期間利用の資産比較的小型・短期間利用の資産
利用目的業務用や長期の活用一時的な需要やイベント用
保守・管理基本的に借り手の責任レンタル会社が保守・管理

ファイナンスリースとオペレーティングリースの違い

リースは主に「ファイナンスリース」と「オペレーティングリース」の二種類に分類されます。

ファイナンスリースとは、貸す側が借りる側の代わりにリースする商品を購入し、借りる側に貸し渡す取引を指します。リース契約期間の中途解約が原則不可、リース対象の商品の取得費用と付随費用もリース料として回収します。

ファイナンスリースは実質的に商品を所有している状態に近く、リースという形をとりながらも、実質商品を分割払いで購入していることになります。

一方で、オペレーティングリースとは、借りる側が金銭を支払い、貸す側から商品をレンタルする取引を指します。

単にレンタルしている状態の為、商品に故障などが発生した際は貸す側が修理を行います。基本的に契約途中で借り換えも可能で、ファイナンスリースに比べて契約期間が短く、リース総額を抑えられるメリットがあります。

リース会社の種類

リース会社と一概に言っても、資本構成や設立の経緯によって様々な種類があります。ここでは、3つのリース会社の種類を紹介します。

▼リース会社の種類
  • 独立系
  • 銀行系
  • 合併系

独立系

独立系リース会社は、特定の業界や金融機関の影響を受けず、中立的な立場で幅広い業界に対応できるリース会社です。

例えば、総合的な設備リース会社や、IT機器や医療機器といった特定分野の専門リース会社が独立系リース会社に当たります。

独立系リース会社の特徴として、中立的な立場で、顧客に最適な製品や条件を提案できる点や、資産の種類や契約内容などに幅広い選択肢があり、柔軟な契約内容を提供できるメリットがあります。

銀行系

銀行系リース会社は、銀行のグループ企業として設立されているリース会社です。親会社である銀行との強い繋がりを活かし、資金調達力に優れ、金融サービスと連携した提案が可能であるというメリットがあります。

例えば、大手メガバンク系のリース会社であるみずほリース株式会社、三井住友ファイナンス&リース株式会社といった企業が銀行系リース会社に該当します。

銀行系リース会社の特徴として、安定した経営基盤と豊富な資金力を持っている点や、顧客の財務状況に基づいた最適な提案を提供可能であることが挙げられます。

合併系(総合商社、旧財閥系企業や金融業界などが合併)

合併系リース会社は、特定の製造メーカーの子会社や関連会社として設立され、親会社の製品を活用するためのリースサービスを提供しています。特に、産業機械や自動車業界で多く見られます。

トヨタ自動車系列の「トヨタファイナンス株式会社」や、日立製作所系列の「日立キャピタル株式会社」などが合併系リース会社に該当します。

合併系リース会社の特徴として、親会社の製品に関する専門的なサービスを提供できる点や、保守や運用のサポートが充実している点が挙げられます。

リース業界の4つの職種と仕事内容は?

リース業界の仕事は大きく4つの職種に分類されます。ここでは、それぞれの職種の仕事内容の詳細を紹介します。

▼リース業界の4つの職種と仕事内容
  • 営業
  • 経理
  • 審査・法務
  • 資産管理

営業

営業はリース契約の提案から顧客との関係構築までを担当する職種です。リースを利用したい企業や個人に対する営業や、顧客のニーズをヒアリングし、最適なリースプランを提案することが主な役割です。

新規の市場や商品を開拓するための企画力や提案力、既存顧客との関係維持も重要な役割です。

顧客との信頼関係を構築し、成果が直接評価されるやりがいが大きな役職です。多くの業界と関わるため、幅広い業界知識が得られます。

経理

経理職は、リース会社の財務管理や経理業務全般を担当します。

リース契約は資産運用が絡むため、通常の経理業務に加えて、リース特有の取引管理や税務処理も含まれます。

簿記や会計の専門知識、リース取引の法務制度の理解などが求められます。安定した需要があり、専門スキルを活かして長く働ける職種でもあります。

審査・法務

審査や法務職は、リース契約の適正性や顧客の信用リスクを評価する役割を果たします。また、契約書の作成や法的リスクの管理も担当します。

具体的な業務としては、顧客の信用調査や、契約書やリース条件の確認・承認、法的リスクの評価・管理などがあります。

この役職は、会社のリスクを担う重要な役割であり、高度な専門知識を生かせます。経営に近い立場で意思決定に関わるチャンスもある魅力的な役職と言えます。

資産管理

資産管理職は、リース資産の調達、維持、管理、返却後の処理までを一貫して担当します。リース会社が所有する資産の価値を維持し、効率的に活用するための業務を行います。

具体的な業務は、リース資産の購入や調達、資産の使用状況のモニタリング、契約終了後の資産の回収・再販手続きなどがあります。

資産の運用と価値最大化に直接関わるため、経営効率に大きく貢献できます。多種多様な資産を扱う事で、専門的なスキルも身につく魅力があります。

リース業界の将来性

近年、リース業界は国内外での需要増加や、新たな社会課題への対応を通じて、その存在感をさらに強めています。ここでは、リース業界の将来性について、以下の3つの項目ごとに解説します。

▼リース業界の将来性
  • 海外事業に展開
  • 循環型社会の実現でリース業界が大活躍
  • サーキュラーエコノミーの拡大

海外事業に展開

リース業界は、日本国内のみならず海外市場でも積極的な事業展開を進めています。特に新興国や成長市場では、企業が資産を購入せずに効率よく活躍できるリースサービスへの需要が高まっています。

特に、インフラ整備や製造業の発展に伴い、アジアでは産業機械や車両リースの需要が大幅に増加しています。

また、欧米でも航空機リースやIT関連の設備リース市場が成熟しつつあるなど、今後も海外での需要拡大が見込まれるリース業界の需要は右肩上がりと考えられます。

循環型社会の実現でリース業界が大活躍

循環型社会の実現において、リース業界の役割が注目されています。リースは資産の所有から利用へという考え方に基づいており、廃棄物の削減や資源の効率的な利用に貢献しています。

特に、近年サステナブルな事業展開を志向する企業が増加していることに伴い、リースの需要が大幅に拡大しています。今後もこの動きは持続するものと考えられます。

サーキュラーエコノミーの拡大

サーキュラーエコノミーは、資源を効率的に循環させることで廃棄物を最小限に抑える経済モデルを指します。

具体的な対応を挙げると、リース終了後の資源の回収とリサイクル資源として再利用する仕組みを構築したり、リースの一環として複数の企業や個人で資産を共有できる仕組みといったものがあります。

こうした新たな経済モデルの中核を担う存在として、リース業界は重要な立ち位置を占めています。今後よりサーキュラーエコノミーが浸透するにつれ、中核を占めるリース業界の需要も拡大することが予想されます。

リース業界の代表的な大手企業3社

リース業界は近年更なる需要を伸ばすと共に、様々な企業が台頭してきています。

ここでは、リース業界を代表する大手企業3社をご紹介します。

▼リース業界の代表的な大手企業3社
  • オリックス株式会社
  • 東京センチュリー株式会社
  • 芙蓉総合リース株式会社

オリックス株式会社

オリックス株式会社は、1960年代に新しい金融手法であるリースを国内に導入したリース事業の先駆けとなった会社です。

1970年代後半からは航空機リース事業を開始し、リース業界を牽引し続ける存在です。海外進出も果たし、近年では環境エネルギー事業や社会貢献活動にも力を入れています(引用元:航空機・船舶│オリックス株式会社)。

グループ全体での研修制度も充実しており、他部門の社員とも情報の共有が図れると評判です。変化や新しいことに挑戦する社風があり、向上心を持って業務に当たれる人にはぴったりの企業です(引用元:変化は当たり前。だから人も企業も成長する。新規事業の宝庫・オリックスの人材育成術)。

東京センチュリー株式会社

東京センチュリー株式会社は、ファイナンスリース、オペレーティングリース、オートリース、不動産リースなど、幅広い商品展開が特徴の会社です。情報通信機器をはじめ、事務機器、工場設備、建設機械、商業用機械などに対する金融・サービスを提供しています。

2021年では、株式会社Belongと協働で、法人向け中古スマートフォン・タブレット端末のレンタルサービス「Belong One」をリリースするなど、積極的に新たな取り組みを行っています(引用元:いま、盛り上がる「中古スマホ」市場!法人向けレンタルサービス「Belong One」)。

企業としても、脱炭素社会への貢献や、多様なパートナーシップの活用による新たな価値創造といったSDGsを考慮した事業推進を行っています(東京センチュリーのSDGsへの貢献 | サステナビリティ | 東京センチュリー株式会社)。

芙蓉総合リース株式会社

芙蓉総合リース株式会社は、法人向けのリース・ファイナンスサービスを中心に、不動産や航空機、ヘルスケア分野など様々な分野でのソリューションを提供しています。

芙蓉総合リース株式会社も、国内にとどまらず、海外にも多くの拠点を持ち、事業展開の幅を年々広げています(海外モビリティ|商品・サービス|芙蓉総合リース株式会社)。

近年では、不動産リース再生可能エネルギーの発電事業や、働き方改革に対応するサービスなど、従来のリース事業で培ったノウハウやネットワークを活かしながら、顧客や社会が抱える様々な課題に対する、課題解決にも積極的に取り組んでいます。

リース業界の志望動機で含めるべき3つの要素

リース業界への志望動機を考える際には、他の業界との差別化や具体的な企業への理解、将来の貢献を明確にすることが重要です。

ここでは、効果的な志望動機を作成するための3つの要素を紹介します。

▼リース業界の志望動機で含めるべき3つの要素
  • なぜリース業界なのか決める
  • リース業界の中でもなぜその企業なのか決める
  • その企業でどのような貢献ができるかアピールする

なぜリース業界なのか決める

志望動機を作成する際は、まずなぜリース業界を志望するのか、根本的な理由を明らかにしましょう。他の業界と比較を行い、リース業界の魅力や特性に触れることが効果的です。

具体的には、「多岐に渡る業界と関わることで、幅広い知識や経験を得られる点に魅力を感じる」や、「リース業界が資産の効率活用や環境負荷軽減に貢献している点に賛同したため」といった例があります。

例:「資産を効率的に利用し、環境や社会に貢献するリース業界に魅力を感じました。多くの業界と連携し、顧客の課題解決に寄与する点が、私自身の価値観と一致していると考え、志望しました」

リース業界の中でもなぜその企業なのか決める

リース業界内で多くの企業がある中、なぜその企業を志望するのかを明確に伝える事が重要です。企業の事業内容、強み、取り組みに対する深い理解を示すことで、志望理由に説得力を持たせられます。

具体的なポイントとして、企業の特化分野や、企業理念、ビジョン、独自のサービスといった点に着目すると、比較しやすいでしょう。

例:「貴社の海外事業への積極的な取り組み、新興国での成長が顕著な点に魅力を感じました。また、サステナビリティを重視した取り組みは、私自身の価値観と一致しており、貴社で働くことで社会に貢献していきたいと考えています」

その企業でどのような貢献ができるかアピールする

自分が企業でどのように活躍できるか、具体的なスキルや経験をもとにアピールしましょう。特に、近年は企業の海外進出に関連する取り組みを念頭に置いた貢献性を示すと効果的です。

具体的には、海外進出を支援するための語学力や異文化への対応力があることを示したり、海外市場での調査や顧客開拓に関する意欲を示すことが有効でしょう。

例:「大学時代に培った英語力を活かし、貴社の海外事業のサポートをしたいと考えています。特に、アジア市場での現地企業との関係構築や新規顧客の開拓に積極的に取り組みたいです」

リース業界の志望動機例文

リース業界の志望動機例文を2つ紹介します。リース業界を志望している方はぜひ参考に自身と照らし合わせながら、志望動機を作成してみてください。

  • 例①:「私がリース業界を志望する理由は、企業の資産運用を効率化し、成長を支援する仕組みに魅力を感じたためです。特に、リースは環境負荷の低減にも寄与しており、持続可能な社会の実現に貢献できる点に大きな意義を感じています。貴社の多様な業界への課題解決に取り組む中で、医療機器やIT分野での課題解決姿勢は特に印象的でした。分析力と提案力を活かし、顧客のニーズを理解した上で最適なサービスを提供し、貴社の更なる発展へ貢献したいと考えています。」
  • 例②:「私は、リース業界に携わることで、企業の成長を支援しながら社会全体の効率的な資源活用に貢献したいと考えています。貴社の国内外での広い事業展開に加え、多様な分野でのリースサービスの展開など、グローバルな視点で価値を生み出している点に魅力を感じました。私自身も大学時代に培った語学力や国際交流の経験を活かし、海外市場での新規顧客開拓や現地法人との連携を通じて貴社のグローバル戦略をサポートしたいと考えています。」

先輩の声

リース業界と聞いても具体的には想像が難しい業界であったと思いますが、理解はできましたか?今後は業界の再編成や海外進出等の挑戦できる環境が待ち受けているのも魅力の一つですね。

おわりに

リース業界は現在業績が好調な業界で、国内だけでなく海外でも活躍する企業が多いなど、注目を集めている業界です。

これからますます業界の再編と、海外事業や成長分野への新規参入・開拓が進むことが予想されています。

今後も需要を高めていくであろうリース業界での活躍を目指す方々にとって、本記事が少しでも参考になることを願っています。